-撮影時期不明-
昔は木の桶を使って酒を仕込み、また貯蔵していました。桶を干す風景もまた、造り酒屋の象徴です。 春から夏、秋にかけて酒を出荷し、空になった酒桶は、冬に新しく酒を仕込む前に手入れをします。桶材は杉や桧の、無節で正目の所だけを選んで造られています。 竹のたがは、毎年桶職人が新しい竹を削り、組み直して締め直し、水一滴も漏らないように仕上げます。 桶は沸騰水で消毒し、丹念に一寸残らず竹のサワラで洗い、こすられます。そして洗った表面は、陽光にてさらされます。これは多分、紫外線やオゾンで雑菌を完全に殺す意味があったのでしょう。厳寒の朝の空気にさらされて、紫外線やオゾンで殺菌された木の桶が酒造りに使われるのです。 |
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What's New(最新情報) Last update 2000/09/27