酒蔵開放1999　当日パンフレット　裏面

酒蔵開放のみどころ

す。普通のお米とどう違うか、じっくり味わってみてください。使用する水はもちろん仕込水です。

【体験】仕込水は飲み放題。甘酒はいかが？

お酒の飲めない方へのサービスです。仕込水は飲み放題。水の柔らかさが感じ取れますでしょうか。また甘酒を造ってみました。酒屋の甘酒のうまみを味わってください。

【知る】質問コーナー

当社の社長と杜氏、そして顧問技師が酒造りに関して何でもお答えいたします。お気軽にご質問ください。

【買物】酒屋のグッズと酒器いろいろ

門をはさんで向かい側の建物で、通常は手に入らない、酒屋の販促品などを販売しています。また、お酒を楽しく飲むための酒器も、いくつかそろえてみました。おもてなしの際にちょっとした工夫でお酒がいっそうおいしくなります。

【買物】通常商品と当日限定商品

きき酒して気に入ったお酒がありましたら、帰りがけに一本いかがですか?　グッズ等と同じ場所でお酒を販売しています。その他に、当日のみ販売する限定商品を用意いたしました。限定商品は数に限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

当社の酒「御園竹」「牧水」が生まれる環境はどのようなところかをじっくりご覧ください。また、お時間があれば、もっと大きな環境、「茂田井（もたい）」の集落などの散策はいかがでしょうか。

きもと・山廃造り

当社では、昔ながらの酒造りの手法「きもと・山廃造り」による酒造りを創業以来一年も休むことなく続けております。生産量の半分近くがこの造りの酒です。普通酒にも約四割、「きもと・山廃造り」の酒がブレンドしてあります。当社の酒の味の味の原点です。
この造りの特徴は、自然のままの乳酸を大事に育て、普通の造りの倍近くの日数と手間をかけて、じっくりとお酒を醸すことにあります。その結果、味のふくらみがあるお酒が出来上がります。また、他の酒より熟成がゆっくりしているので、時間がたつほど旨くなる酒でもあります。
「きもと・山廃造り」には、木製の道具が欠かせないというのが現社長の信念であります。特に、暖気樽などは木製の樽を使うことで、ぬくもりがじっくりとお酒に伝わっていきます。そのため、コストがかかっても木製の道具を使ってお酒を造っています。
蔵元の自己満足かもしれませんが、我々のお酒に対する想いを感じ取っていただければ幸いです。