[戻る] [上へ] [進む]

  ■利き酒■

20石から50石(1.8〜9キロリットル)のタンクから一本一本一升瓶に移した酒を、明るいところに並べます。タンク一本毎に酒を取り分けるために、当社では一升瓶の数は五十本以上になります。

利き酒1 利き酒2

上の写真で、一升瓶に書いてある数字はタンクの番号です。並べたビンの前に並べてある白いものは、利き猪口と呼ばれる、酒を検査する特別な猪口です。

一升瓶を並べた状態で、まず最初に、酒を眺めて、色はどうか、にごりは無いかを良く見ます。

利き酒3 利き酒4

次に、利き猪口を使って、利き酒をして、酒の色や、味、香りなどを調べます。

利き酒5 利き酒6

純白の利き猪口の底には、紺色の円が描かれています。これは酒の色を見やすくするためのものです。この利き猪口を使うと、酒の色や照りの状態がはっきりとわかります。

利き酒をする場合は、最初に色などを見た後、香りを嗅ぎ、次に口に含んで味や香りを確かめます。最後に、含んだ酒を吐き出して、口に残る香りと味を確認します。

利き酒7 利き酒8 利き酒9

[戻る] [上へ] [進む]

著作・制作: 武重本家酒造株式会社
Copyright (c) 1995-2000 Takeshige Honke Shuzou Corp