「十二六 甘酸泡楽(じゅうにろくかんさんほうらく)」(以下「十二六」)は、その名が示す通り、甘味と酸味をしっかりと含み、口の中で泡がしゅわっと弾ける爽快感が特徴のどぶろくです。単体でもおいしいお酒ですが、他の飲料と組み合わせることでさらに多彩な味わいが楽しめます。この記事では「十二六」を使ったさまざまなカクテルレシピをご紹介。アルコール飲料との組み合わせからノンアルコールドリンクとのミックスまで多種多様です。ぜひいろんなカクテルを試してみてください。
アルコール飲料とのカクテル
ビール
「十二六」とビールを同量で混ぜることで発泡性がアップ! ビールの苦味が良いアクセントとなり、麦芽の風味が加わることで複雑な味わいを楽しむことができます。
赤ワイン
「十二六」と赤ワインを2:1の割合で混ると、赤ワインのタンニンが程よいキレを与え、果実の風味が味わいに深みを持たせます。
リキュール類
「十二六」に対して約1割のリキュールを加えるだけで、味わいががらりと変化。果実系のカシスやオレンジ、ナッツ系のココナッツやヘーゼルナッツ、さらにはハーブやスパイス系のリキュールなど、さまざまな種類を試してみるのも面白いです。
ノンアルコール飲料とのカクテル
トマトジュース
「十二六」とトマトジュースを3:1の割合で混ぜれば、トマトに含まれるグルタミン酸によって旨味がアップしコクのある味わいに。さらに、レモン汁を少量加えると、より爽やかな風味に。見た目も茜雲のような美しさで、目でも楽しめるカクテルです。
リンゴジュース
「十二六」とリンゴジュースを2:1の割合で混ぜると、リンゴの素朴な甘味がふわっと広がり、フルーティーな味わいを楽しめます。他のフルーツジュースを使用しても相性抜群です。
炭酸系飲料
「十二六」に対して約3分の1の炭酸飲料を加えると、清涼感と発泡性がアップし、より爽快な飲み心地になります。ジンジャーエールやトニックウォーターを使うと、スパイシーさが加わってキリッとした飲み口に。
牛乳
「十二六」と牛乳を2:1の割合で混ぜると、甘くてコクのある飲み心地に。さらに、武重本家酒造の「酒造麹甘酒」を加えるとより濃厚な甘さとまろやかさのある一杯に。デザート感覚で楽しめる、優しい口当たりのカクテルです。
楽しみ方は無限大
十二六はどんな飲み物でも包み込むように調和します。ここでご紹介したもの以外でも相性の良いドリンクは多数。ぜひいろんな飲み物と組合わせてお好みのカクテルを見つけてくださいね。
世界中で愛されるカクテルの世界 120万円を越えるものも
古くから世界中で愛され続けているカクテル。時代とともに進化し、今や世界中で楽しまれる人気のお酒のスタイルとなっています。そんなカクテルの世界には驚くべき逸品も存在します。その代表例が、ギネス世界記録に世界一高価なカクテルとして登録されている「ザ・ウィンストン」です(2024年10月現在)。2013年2月7日、オーストラリアのメルボルンにある「Club 23」で、バーテンダーのジョエル・ヘファーナン氏によって創作されました。このカクテルの特筆すべき点は、1858年製の希少なコニャック「クロワゼ キュヴェ・レオニー」が使用されていることです。価格は1万2500オーストラリアドル、当時の為替レートでも日本円で120万円を超えていました。日々の生活で楽しむ一杯から特別な機会に味わう贅沢な一杯まで、カクテルの奥深い世界はこれからも私たちを魅了し続けていくことでしょう。
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