■一升瓶を持ち歩く■
お酒を持ち運ぶ工夫
最近では、一升瓶を手にぶら下げて、ということは少なくなってきました。
とはいえ、何かの機会に一升瓶を運ぶ必要があるかもしれません。一升瓶は約3kgと重たいものですから、それなりに工夫をしなければ危険です。簡単な一升瓶の持ち運び方をご紹介致します。
配達袋
「配達袋」という一升瓶を運ぶための専用の手提げ袋があります。キャンバス地でしっかり縫ってあります。また、手提げ紐は太いものを使い、提げると口がしまって瓶が動かない様に上手くできています。
昔は酒販店がこの袋に一升瓶を入れて、自転車やバイクなどで配達をしていました。今は車がありますので、こういった袋もだんだんと必要なくなってきました。
この袋は、昔は年に一度蔵元から酒販店に差し上げていたものですが、配達をするときだけでなく、大工道具を入れたり、農作業をするときに魔法瓶を入れて田畑に持っていったりと、重い物を持ち運びするときに重宝に使われていたようです。
同じ作りで二まわりほど小さい「集金袋」という袋もあります。小銭を沢山入れるためでしょうか?
1.「配達袋」は、ちょうど一升瓶が二本入る大きさです。
2.この配達袋に一升瓶を二本入れます。手で提げると、袋の口がしまって、瓶どうしがぶつからないように良く考えて作られています。
※当社の配達袋は、表が「御園竹」、裏が「牧水」のリバーシブル?仕様です。
手提げ紐
一升瓶二本を簡単に縛ることのできる専用の紙紐があります。慣れると簡単に縛れます。
包装をしていない瓶では滑ってしまって上手くいかないのが難点ですが、省資源で、ゴミも少なくないのですが、最近はあまり使われなくなってしまったのが残念です。
1.一升瓶を二本縛るための、専用の紙紐を使って、 最初に首を縛ります。 輪になっている紐を1回ひねって首にかけます。
2.一升瓶の首、キャップの下にある出っ張りに引っかかるようにします。
3.次に胴を縛ります。胴を縛る輪をかけて、細い紐がついている部分を二本の瓶の手前に持ってきます。細い紐を瓶の間を通し、後ろへ持ってきます。輪になった紐に掛けて、きつく締めます。
※胴の部分を締めると、首の方が広がり、首にかけた紐が抜けなくなります。銘柄が見えて恥ずかしいかもしれませんが、堂々と持ってください。
風呂敷(一升瓶一本)
日本のすばらしい道具「風呂敷」です。包むものの大きさに応じて如何様にでも包め、中身が無くなれば畳んでポケットへしまます。
一升瓶を包むときは、少し大きめの風呂敷を用意してください。
1.風呂敷の中央に一升瓶を置きます。
2.一つの隅を瓶の頭に掛けます。
3.反対側の隅も瓶の頭に掛けます。
4.残った隅を持ち上げ、頭で一度縛ります。
5.縛った部分を広げるようにして瓶の首を通します。
6.出切るだけ強く縛ります。両手で風呂敷の隅を持ったまま瓶を吊るして揺するようにすると、良く締まります。
7.縛った残りの部分を輪のようにすると、持ちやすくなります。
日本のすばらしい道具「風呂敷」です。包むものの大きさに応じて如何様にでも包め、中身が無くなれば畳んでポケットへしまます。
一升瓶を二本包むときは、かなり大きめの風呂敷が必要になります。
1.一升瓶二本を、底を合わせるようにして風呂敷の上に置きます。写真では見づらいですが、(瓶と瓶の)底の間は5cmほど離しておきます。
2.風呂敷の端からきつめに巻いていきます。
3.巻き終わったところです。
4.瓶の首の部分を持って二つに折り曲げます。最初に瓶を置いたときの底の間が狭いと、折り曲げられません。またあまり開いているとゆるくなってしまいます。
5.二つに折れたら縛ります。風呂敷を持って吊るす様にすると良く締まります。
※ 結び方は特殊なものではありません。
※コブの部分をしっかり持って持ち上げます。
風呂敷(一升瓶二本)
日本のすばらしい道具「風呂敷」です。包むものの大きさに応じて如何様にでも包め、中身が無くなれば畳んでポケットへしまます。
一升瓶を二本包むときは、かなり大きめの風呂敷が必要になります。
1.一升瓶二本を、底を合わせるようにして風呂敷の上に置きます。写真では見づらいですが、(瓶と瓶の)底の間は5cmほど離しておきます。
2.風呂敷の端からきつめに巻いていきます。
3.巻き終わったところです。
4.瓶の首の部分を持って二つに折り曲げます。最初に瓶を置いたときの底の間が狭いと、折り曲げられません。またあまり開いているとゆるくなってしまいます。
5.二つに折れたら縛ります。風呂敷を持って吊るす様にすると良く締まります。
※ 結び方は特殊なものではありません。
※コブの部分をしっかり持って持ち上げます。