「十二六ライト」――初めてのどぶろく体験に最適な、やさしい味わい

ちょっと気分を変えたい夜や、ゆったり過ごす休日の昼下がり。そんなときに寄り添ってくれるのが、やさしい味わいのどぶろく「十二六ライト」です。昔ながらの製法で醸されるどぶろくは、米の甘みと素朴な旨味が魅力の日本古来のお酒。「十二六ライト」は、初めての一杯にもぴったりな、クリーミーで飲みやすい一品です。その魅力をどぶろくの背景とともにご紹介します。

どぶろく――米の粒が生きる、日本古来の醸造酒

日本の伝統的な醸造酒である「どぶろく」は、濾過をせずに仕上げることで、米粒がそのまま残った白濁のお酒です。その歴史は弥生時代にまでさかのぼり、長らく人々に親しまれてきました。清酒のように磨き抜かれた味わいとは異なり、どぶろくは米本来の力強さと素朴な旨味が感じられるのが魅力です。

特に注目すべきはその製法で、発酵後のもろみをそのまま瓶詰めするため、米由来の甘み、発酵由来の酸味、酵母や乳酸菌の風味が複雑に絡み合い、まさに「飲むお米」といえる味わいを楽しむことができます。どぶろくは栄養価も高く、体にうれしい成分がたっぷり詰まった、現代でも愛されている伝統酒です。

「十二六ライト」ってどんなお酒?

「十二六ライト」は、どぶろくに初めて触れる方にもぴったりの、軽やかで飲みやすいタイプのどぶろくです。アルコール分はわずか4%と控えめで、お酒が苦手な方でも気軽にお楽しみいただけます。

その名の通り「ライト」な飲み口で、上品な甘みと酸味が絶妙なバランスを保ち、とても飲みやすいお酒です。米粒がきれいにつぶされていることで口当たりはとてもクリーミー。どぶろくらしい素材本来の豊かな風味も感じられます。

一口含んで広がるのは爽やかな香りとともに訪れるほのかな米の香ばしさ。甘みはありながらもくどさがなく、軽快でありながら奥行きのある味わいが楽しめます。後味はすっきりと切れが良く、ついもう一杯と手が伸びてしまう心地よい仕上がりです。

“ライト”だから叶う、日常になじむどぶろく

「十二六ライト」は加熱処理を施してあるため、未開封ならば冷暗所で1カ月、冷蔵庫で数カ月の保存が可能です。活性タイプのどぶろくと違い発酵が停止しているため安定した品質を保ちながら楽しめるのもうれしいポイント。

アルコール度数が低いため、休日の昼間に軽く一杯、平日の夜にリラックスしながら、など気軽に飲めるのも魅力です。食事との相性も幅広く、あっさりとした和風の煮物や、甘辛い肉料理、さらにはチーズやクリーム系の洋食ともよく合います。日々の食卓に自然となじむ、やさしい味わいのどぶろくです。

炭酸水や牛乳、トマトジュース、ビールやリキュールなど、さまざまな飲料で割っても楽しめます。

武重本家酒造のこだわり

「十二六ライト」は武重本家酒造が醸す通年販売のどぶろくです。従来の「十二六 甘酸泡楽」は活性タイプで濃厚な味わいが人気ですが、「もう少し軽やかなタイプも欲しい」という声に応えて誕生したのがこの「ライト」タイプ。

武重本家酒造では、どぶろくの魅力をより多くの人に届けたいという思いのもと、研究と試行錯誤を重ねて「十二六 甘酸泡楽」の良さをそのままに、より日常に寄り添う味わいを目指して「十二六ライト」を完成させました。

軽やかだけれど、クリーミーでしっかりと米の旨味を感じさせる「十二六ライト」。どぶろくの世界への第一歩として、あるいは毎日の食卓に寄り添うお酒として、ぜひ一度試しください。