「むらさきつゆ草」に添えて レシピ「すだち香るしっとりささみの冷やし茶漬け ニンジンとミョウガの大葉即席漬け」

「むらさきつゆ草」に添えて レシピ「すだち香るしっとりささみの冷やし茶漬け ニンジンとミョウガの大葉即席漬け」

アルコール分12%で醸された、穏やかな味わいの日本酒「むらさきつゆ草」。冷やして飲めば柔らかな酸味と甘味が口内に広がり良い香りが鼻腔を抜けていきます。どんな料理でも合わせやすく熱燗でもおいしいお酒ですが、まずは暑い日に冷やしてどうぞ。

今記事でご紹介する料理はまだまだ気温の高い残暑にもおすすめしたい、ひんやりとしたお茶漬け。爽やかなすだちの香りやミョウガの独特な辛味がアクセントとなっています。ぜひ「むらさきつゆ草」とのペアリングをお試しください。

「むらさきつゆ草」とのペアリング

さっと洗ってぬめりを落としたごはんで作る「すだち香るしっとりささみの冷やし茶漬け」は、暑い日でもサラサラと食べやすく疲れた胃にも丁度良い一品。柔らかなささみとも相性が良く、全体的に優しい味わいながら、すだちの酸味によって清涼感のある後味になっています。

「むらさきつゆ草」
「むらさきつゆ草」

アルコール度数の低い「むらさきつゆ草」とも通じる印象で、自然に合わせやすいペアリングとなります。少し薄味かな、と思ったら「ニンジンとミョウガの大葉の即席漬け」も一緒に口に含んでみてください。塩味とともにミョウガの渋味や辛味、ニンジンの甘味がお茶漬けとよく馴染み、お酒とのバランスも整え調和します。

「すだち香るしっとりささみの冷やし茶漬けとニンジンとミョウガの大葉即席漬け」

【材料】(2人分)
すだち 1個
ささみ 2本
三つ葉 適量

<ささみ用調味料>
酒 小さじ1
みりん 小さじ1
塩 小さじ1/2

<汁>
和風顆粒だし 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
酒 小さじ1
塩 小さじ1/3
水 1.5カップ

ごはん 軽く2杯

[ニンジンとミョウガの大葉即席漬け]
ニンジン 1/2本
ミョウガ 1本
大葉 3枚

<A>
白だし 小さじ2
しょうゆ 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 大さじ1

【作り方】
[すだち香るしっとりささみの冷やし茶漬け]

「すだち香るしっとりささみの冷やし茶漬け」

1.汁の材料を一煮立ちさせ粗熱をとったあと、冷蔵庫で冷やします。

2.ささみを耐熱皿に並べ、酒とみりんを入れ、塩を全体にまぶしラップをふんわりかけてレンジで2分加熱します。中が赤いようなら10秒ずつ様子を見て加熱をしてください。火傷に気を付けながら細かく割き、筋を取り除きます。

3.三つ葉は必要な分の葉を取り分けさっと洗います。すだちは半分を薄切りにします。

4.ごはんはざるに上げ、流水で洗ってぬめりを落とし、冷蔵庫で冷やします。

5.器にごはんを盛り、1の汁をかけ、すだちを絞ります。上にささみ、薄切りのすだち、三つ葉をのせて完成です。

[ニンジンとミョウガの大葉即席漬け]

ニンジンとミョウガの大葉即席漬け

1.ニンジンは千切りに、ミョウガは縦半分に切ってから細切りに、大葉は5ミリ幅で細切りにします。

2.Aを耐熱皿で合わせてふんわりラップし30秒加熱します。

3.2に1をあえて、粗熱がとれたらラップかフタをして冷蔵庫に入れ、1時間以上置いて完成です。

ポイント

すだちが固く絞りにくい場合は、レンジで20秒程度加熱すると、細胞壁が壊れて果汁を出やすくなります。断面に切れ込みを入れたりフォークで指したりしてから絞ってください。

絞るときはぜひ果皮を下にして果汁を出してください。果皮を果汁が伝うことで、果皮に含まれる、香りの元となる有効成分も一緒に摂取することができます。

酸味の強い「すだち」の果汁は寿司酢として使うことも

すだちやかぼす、そしてゆずやレモン、ライム、シークワーサーなどは香酸柑橘と呼ばれ、香り高く酸味が強い品種になります。中でもすだちはかぼすやレモン、ゆずなどよりも酸味がある果実。

すだちの特産地である徳島県では果汁100%のものが「すだち酢」と呼ばれ、ちらし寿司や和え物など、さまざまな郷土料理で活躍しています。

香酸柑橘はそれぞれ酸味や甘味の程度や香りに違いがあるので、メニューによって変えてみると料理の幅が広がります。ぜひいろんな果実を試してみてくださいね。

記事でご紹介した「むらさきつゆ草」のオンラインショップはこちら