「御園竹 純米 重々きれ口」に添えてレシピ「柿と蓮根の塩昆布白あえ」

程よい香りが鼻腔をくすぐりながら、キリっとした飲み口で、まろやかに口内に広がっていく「御園竹 純米 重々きれ口」は、冷酒でも燗酒でもおすすめできるお酒です。少し肌寒い日も、まだ汗ばむ日もあるこの季節。気分によって温度帯を変えて楽しめます。
そんな飲みやすいお酒にはぜひ旬の食材を使った料理を合わせてみて下さい。今回のレシピでは柿を使用しました。柿をおかずとして使うことで、ちょうど良い甘さで「御園竹 純米 重々きれ口」にマッチします。

「御園竹 純米 重々きれ口」とのペアリング

「御園竹 純米 重々きれ口」
「御園竹 純米 重々きれ口」

砂糖などを加えず柿を主体とした料理の甘味はおだやかで、「御園竹 純米 重々きれ口」とのバランスがとても良いものとなりました。

すっきりとしながらも、なめらかに広がるお酒の食感と、優しい絹ごし豆腐の白あえが心地良く混じり合い喉を通っていきます。全体的に柔らかな食感のものが多いなか、蓮根のシャキシャキ感があることで飽きが来ません。

冷酒はもちろん、ぬる燗にしてもおすすめ。ふわりと立つ香りが柿の果実感と良い相性となります。

レシピ「柿と蓮根の塩昆布白あえ」

「柿と蓮根の塩昆布白あえ
「柿と蓮根の塩昆布白あえ」

【材料】(2人分)
柿 1個
蓮根 40g
酢水 1カップ+酢小さじ1

塩昆布 小さじ1強

絹ごし豆腐 1/2丁(150g)
白だし 大さじ1

【作り方】
1.柿は中身をくりぬき一口大にカット。蓮根は皮をむいて薄いいちょう切りに、塩昆布は粗みじん切りにします。蓮根は数枚のみより薄く切ります。
2.蓮根は、軽く水で洗ったあと、酢水に5分つけてアクを抜き、沸騰した湯でさっとゆでザルにあげます。そのうち4~5枚はフライパンに厚めに引いた油できつね色になるまで揚げます。
3.豆腐をキッチンペーパーで包み耐熱容器に入れて3分加熱し、冷めたら水気を拭き取り泡立て器で混ぜます。なめらかになったら白だしと塩昆布を混ぜます。
4.2に柿と蓮根を混ぜ、1の器の柿に入れ、揚げた蓮根を飾って完成です。

ポイント
くりぬいた柿は1人分しかないので、柿の器は特別な人にどうぞ。小鉢に入れてもオレンジ色の柿が良く映えます。

柿を追熟させたい場合はリンゴと一緒に常温で

柿はまだ固く食べにくい場合に追熟します。ヘタを上に向けて常温で保存するだけでもジリジリと熟していきますが、早く熟したいときにはリンゴと一緒に保存して下さい。

リンゴから発生するエチレンガスによって追熟が促進されます。逆に成熟を抑えておきたい場合は、柿に限らず他の果実もリンゴから離して下さいね。

追熟させたくない場合には、ぬらしたティッシュやキッチンペーパーをヘタに当て、ポリエチレンの袋に入れたりラップで包んだりして、ヘタを下に向けて冷蔵庫の野菜室で保存します。

また冷凍庫で保存すると少し変わった食感の柿が楽しめます。固いままだと甘さが控えめになるので、ぜひ熟した甘い柿を凍らせて、半解凍して食べてみて下さい。シャーベットのようにおいしくいただけます。

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