「御園竹」に添えて レシピ「鯖のムニエルとトマトソース 長ネギと一緒に」

「御園竹」に添えて レシピ「鯖のムニエルとトマトソース 長ネギと一緒に」

「御園竹」は、飲みやすい味わいながら、ふくらみがあって奥深い風味があります。生酛造りのお酒と混和することでいつまでも変わらぬ味を守り続けています。まろやかな旨味とともに程良い甘味でジャンルを問わず多くの料理と合わせやすいお酒です。今回は旬の鯖とフレッシュなトマトソースを使ったレシピ。ぜひペアリングをお試しください。

「御園竹」とのペアリング

「御園竹」
「御園竹」

トマトソースはジューシーさがありながら甘さは控えめなもので、「御園竹」の適度な甘さが加わることでより一層バランスの良い仕上がりになります。11月ごろから旬を迎える真鯖は、脂が乗り始め充実した味わいになっています。強力粉で旨味を閉じ込めたムニエルとトマトソースはマッチし、さらに「御園竹」とペアリングすることで調和が感じられます。甘い長ネギのソテーも異なる味わいで料理を飽きさせない役割がありつつ、お酒との別の相性も楽しめます。

レシピ「真鯖のムニエルとトマトソース 長ネギと一緒に」

「真鯖のムニエルとトマトソース 長ネギと一緒に」
「真鯖のムニエルとトマトソース 長ネギと一緒に」

【材料】
真鯖 2切れ
オリーブオイル 大さじ2
強力粉 適量(なければ薄力粉で)
塩 少々

長ネギ 1/2本
オリーブオイル 大さじ1
日本酒 大さじ2

トマト缶(カット) 200g
水 1/4カップ
トマト 1個
ニンニク 2カケ
塩 小さじ1/2
ガラスープ 小さじ1/2弱
砂糖 小さじ2
オリーブ油 大さじ2
バジル 3枚

【作り方】
[トマトソース]
1.ニンニクはみじん切りにします。芽があったら取り除きます。トマトは1センチの角切りにします。
2.オリーブオイルとニンニクをフライパンに入れて中火で加熱し、香りが立ったらトマト缶と水、塩、砂糖、バジル、トマトを入れて10分間弱火で煮込みます。味を見ながら煮詰める時間、塩で調節します。

[鯖のムニエルと長ネギ]
1.鯖は大きめの骨を取り除き、塩を振って10分置きます。長ネギは10センチのぶつ切りにします。
2.鯖から出てきた水気をキッチンペーパーで軽く抑えて取り、皮目に切り込みを入れ、全体に小麦粉をまぶします。
3.フライパンにオリーブオイルを入れて、中火にし、温まったら皮目から鯖を入れます。皮に焼き色が付いたら弱火にして約2分焼きます。弱火のまま裏返して約2分焼いて火を入れます。焼き上がったらいったん避けておきます。
4.長ネギに塩を振ります。3のフライパンの油をサッと拭き、オリーブオイルを足して加熱し温まったら長ネギを入れて炒めます。日本酒を入れてふたをし、3分蒸し焼きにしたら、水気を飛ばして火を止めます。
5.鯖と長ネギを皿に盛り、トマトソースをかけたら完成です。

ポイント

・鯖に振る塩は少量にしてください。ドリップを取り除くときには真水で洗い流さないようにしてください。
・小麦粉は焼く直前にまぶしてください。また焼くときは強火にすると固くなってしまうので、必ず中火以下で焼いてください。
・トマトソースは作りやすい量で、多めになっています。残ったら冷蔵か冷凍保存をしてできるだけ早く食べきってください。

鯖に豊富なDHAとEPAについて

DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)はどちらも多価不飽和脂肪酸の一種で魚の油に多く含まれ、常温でも固まりにくい性質があります。中性脂肪やコレステロールの低下、血流の改善などの働き、DHAには記憶力の維持、認知症の予防などの効果もあるといわれます。

しかし体内で合成することはできないため、積極的に食事から摂取していく必要があるのです。鯖を始め、イワシやサンマなどの青魚に多く含まれています。DHA、EPAの摂取を目的とする場合、揚げ物では大きく減少してしまうので、グリルやフライパンで焼いて召し上がってください。

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