無濾過で火入れをせず、絞ったそのままの味わいを楽しむ原酒「春花見」は、まろやかな口当たりとともに広がる濃厚な旨味とやわらかな甘味が感じられます。昔ながらの「生酛（きもと）造り」によって、奥行きのある味わいがあり濃醇。少し肌寒い日でも冷やでおいしくいただけます。このお酒にはぜひしっかりとした味わいの料理を合わせてみてください。今回ご紹介するのは、味噌を加えたロール白菜。春にぴったりの一品です。
「春花見」とのペアリング
こうじ味噌を含んだ肉だねは味噌の味わいを強く感じることはありませんが、しっかりとコクが増してよい隠し味になっており、「春花見」のしっかりと感じられる旨味とマッチしています。また、たっぷりと使ったしょうがの辛みは、お酒のフルーティな味わいに対して良いアクセントに。白菜と味噌の素朴な甘味はお酒の甘味とよいバランスとなっており、調和します。
レシピ「味噌入り豚肉の和風ロール白菜」
【材料】（3個分）
白菜 6枚（大きいもの3枚、細いもの3枚）
豚ひき肉 100g
玉ねぎ 1/8個
しいたけ 1枚
しょうが 5g
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こうじ味噌 大さじ1/2
料理酒 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1/2
水 1.5カップ
顆粒和風だし 小さじ2
しょうゆ 小さじ1
【作り方】
1．白菜を耐熱皿に乗せ、ふんわりとラップをし、レンジ600Wで5分加熱しやわらかくします。芯の部分は巻きやすいようにそぎ、そいだものはみじん切りにします。レンジ加熱で出てきた水分も肉だねに入れるので捨てないでください。
2．玉ねぎと白菜、しいたけをみじん切りにします。玉ねぎはフライパンでやや透き通りしんなりするまで弱火で炒めます。
3．<A>と豚ひき肉、玉ねぎ、しいたけ、しょうが、白菜の芯、白菜の水分を混ぜ合わせ白菜で包みます。大きいものと小さいもの2枚を使い、四方を包み、肉だねが出ないようにします。巻き終わりを下にして鍋に並べます。
4．3の鍋に水と顆粒和風だし、しょうゆを入れて火に掛け、ふつふつと沸いたらアクをとり、ふたをして弱火で20分煮ます。
5．汁と一緒に器に盛って完成です
1年を通して楽しめる白菜
白菜は大まかに分けて春白菜、夏白菜、そして秋冬白菜に分けられます。さまざまな地域で栽培しているので、通年を通して楽しめる葉野菜です。3月から5月に収穫される春白菜は、やわらかく甘味がありみずみずしいという特徴があります。
9割以上が水分のためエネルギーは非常に低くダイエットにも最適。例えば約1/4玉（500グラム換算）をゆでて食べたとしても、100キロカロリーに満たないのです。それでいて、塩分の排出をサポートするカリウムや、ビタミンCも比較的多く含まれます。
ダイエット時はもちろん、汗をかくような暑い日にもぜひ積極的に食事に取り入れてみてくださいね。また、保存性に優れた野菜ではありますが、カットされたものは早めに食べきってください。
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