「牧水純米大吟醸山恵錦一回火入」は、残暑の余韻が漂う蒸し暑い夜にぴったりのお酒です。室温で味わっても、冷やして楽しんでも、甘味と旨味が口の中に広がり、爽やかな喉越しが心地よい一時を演出します。
このお酒には塩締めのサーモンを使った、塩だれのうどんをご提案します。モチモチとしたうどんの食感は残しつつも、塩で締めたサーモンと合わせることで、驚くほどさっぱりといただけます。ぜひ一緒に召し上がってみてください。
「牧水純米大吟醸山恵錦一回火入」とのペアリング
塩締めされたサーモンは旨味がぎゅっと濃縮した状態で、軽く火を入れることで魚特有の臭みがカットされ、一層そのおいしさが際立ちます。そんな濃厚な味わいのサーモンと「牧水純米大吟醸山恵錦一回火入」の深みのある旨味はお互いの魅力を引き立て合うペアリングに。
オクラの持つ独特の粘りはお酒と絡み合いとろりとした食感を生み出し、夏野菜ならではの爽やかな風味が喉を通ります。さらに塩だれとの相性も抜群で、お酒の持つ繊細な酸味と見事に調和し、うどんと絡み合うことで、より一層おいしさを引き出すことでしょう。
レシピ「塩締めサーモンとオクラの塩ダレうどん」
【材料】(2人分)
サーモン 1柵
塩 適量
オクラ 6本
ガラスープ(顆粒) 小さじ1
酒 大さじ1
水 2カップ
片栗粉 小さじ2(小さじ4の水で溶く)
黒コショウ 適量
うどん 2玉
【作り方】
[前日]
1.サーモンに塩をまぶしてキッチンペーパーで包み、パックなどに入れて冷蔵庫で寝かせます。
[当日]
1.オクラはサッと洗って先端を切り落としガクをそぐように取り除きます。軽く塩でなぞり産毛を取ったら、耐熱容器に移し、ラップをふんわりかけて500Wで2分加熱し、粗熱が取れたら輪切りにします。サーモンはサッと拭いて1センチ角にカットします。
2.うどんは表示通りに茹でてざるに上げ、皿に盛ります。
3.水、ガラスープ、酒を入れて沸騰させて火を止め、水溶き片栗粉を少しずつ入れて弱火で加熱します。
4.とろみがついてきたらサーモンとオクラを混ぜ合わせ、サーモンがサッと白くなったら火を止めます。
5.うどんに4をかけ、黒コショウをかけて完成です。
オクラの別名は「レディース・フィンガー」
ネバネバ食感がおいしいオクラは、紀元前から栽培されているほどの長い歴史を持つ野菜の一つです。ペクチンなどの水溶性食物繊維が腸内環境を整えることで便秘解消や美肌効果が期待できます。
そんな夏野菜の代表格ともいえるオクラの別名が「レディース・フィンガー」ということをご存じでしょうか。これはすらりと長いオクラの見た目が、女性の美しい指先を思わせることに由来すると言われています。
古代から愛され、親しまれてきたオクラ。食卓に並んだ際は、そんなトリビアに思いを馳せながら味わってみてはいかがでしょうか。
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