「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」に添えて レシピ「鶏肉と銀杏のきのこたっぷりあんかけ」

「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」に添えて レシピ「鶏肉と銀杏のきのこたっぷりあんかけ」

バランスの取れた味わいで料理との相性を楽しめる「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」。酒造好適米「金紋錦」を100%使用し、米本来の旨味を丁寧に引き出したお酒です。口に含むと華やかな香りと深いコクが感じられます。
このお酒と一緒に楽しんでいただきたいのが、秋の味覚であるきのことぎんなんをふんだんに使った鶏肉料理です。しっとりとした鶏肉に、きのこの豊かな旨味とぎんなんのほろ苦い風味が重なり、絶妙な調和を生み出します。ぜひ、この秋らしい組み合わせをお楽しみください。

「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」とのペアリング

「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」の繊細な甘みは、ぎんなんの上品な苦味と良いバランスとなり、料理の奥深い味わいを一層引き立てます。きのこの持つ旨味は、お酒の優美な味わいと調和し、コクのある風味を演出します。

「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」
「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」

やわらかな鶏肉は食べ応えがあり、あん仕立ては冷めにくいため、体を温めながら満足感をもたらすことでしょう。肌寒くなってきた季節にぴったりのペアリングです。

レシピ「鶏肉と銀杏のきのこたっぷりあんかけ」

「鶏肉と銀杏のきのこたっぷりあんかけ」
「鶏肉と銀杏のきのこたっぷりあんかけ」

【材料】(2~3人分)
ぎんなん 10個

鶏もも肉 1枚分
酒 適量
片栗粉 適量

マイタケ 50g(1/2パック)
エノキ 50g(1/2パック)
シメジ 50g(1/2パック)

ガラスープ 小さじ1
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
水 1.5カップ
片栗粉 大さじ1 (水大さじ2で溶く)

【作り方】
1.ぎんなんの殻を金づちで割り、水に30分くらい浸してから薄皮をむきます。
2.鶏もも肉をフォークでいくつか刺し、一口大にカットし、ひたひたの酒に漬けます。
3.きのこ類は石突きを取り、それぞれ食べやすい大きさに手で裂きます。
4.鶏もも肉の水気をキッチンペーパーで軽く拭きとり、片栗粉をまぶします。
5.油を引いたフライパンを中火にかけ、鶏もも肉を入れて表面を焼きます。表面が白っぽくなったらぎんなんを入れて、ツヤが出るまで炒めます。
6.マイタケ、エノキ、シメジを加え絡め、ガラスープ、しょうゆ、酒大さじ1、水1.5カップを入れてふたをし、約4分煮込みます。
7.鶏もも肉に火が通ったら一度火を止め水溶き片栗粉を少しずつ入れて混ぜ合わせ、再度弱火で加熱しとろみがついたら皿に盛って完成です。

ポイント

ぎんなんの殻を割るときは、タオルを敷いて手に当てないように小さく打ってください。

生きた化石と呼ばれる木「イチョウ」

ぎんなん
ぎんなん

黄金色に輝く葉が秋の訪れを告げるイチョウは、日本人にとって馴染み深い樹木の一つでしょう。街路樹や公園、神社仏閣でよく目にするこの木には、驚くべき歴史が秘められています。
実は、イチョウは、約2億年前から地球上に存在する最古の樹木の一つです。恐竜が地球を闊歩していた時代からほとんど姿を変えることなく、数々の環境変動を乗り越えた「生きた化石」なのです。その強靭な生命力と高い環境適応能力から、古くから長寿のシンボルとして人々に親しまれてきました。
秋になると地面に落ちるぎんなんは、そんなイチョウの贈り物とも言えます。滋養強壮に良いとされ、茶碗蒸しや天ぷら、串焼きなど、さまざまな料理に使われてきました。美しい黄緑色の実は焼いても煮てもおいしく食べられますが、食べ過ぎると中毒を起こす可能性があるため、適量を心がけることが大切です。