長野県産の酒造好適米「金紋錦」を100%使用して醸された「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」は、甘すぎず辛すぎず飲みやすいお酒です。一口飲めば、華やかなフルーティさとともに米本来の旨味がじんわりと追いかけてきます。
冷酒はもちろん、燗をつけても楽しめるこのお酒には、大葉ジェノベーゼ風つけ汁でいただくそばをご提案します。定番のもりそばとはひと味違った味わいをぜひお試しください。
「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」とのペアリング
ふんだんに使った大葉が持つ独特の青い風味を、「御園竹重々 純米吟醸金紋錦 味吟醸」は巧みに中和させ、互いの繊細な味わいを引き立てます。また、どろっとした濃厚なつけ汁に対して、キレのあるお酒は清涼感をもたらすバランスの良い組み合わせに。
また、ニンニクの辛味が良いアクセントとなり、全体を引き締めてくれます。そばの素朴で香り豊かな味わいとお酒の旨味は調和し、絶妙なハーモニーを奏でてくれることでしょう。
レシピ「大葉ジェノベーゼ風つけ蕎麦」
【材料】(2人分)
そば 2把
いりごま 適量
<大葉ジェノベーゼ風つけ汁>
大葉 20枚
オリーブオイル 1/4カップ
ニンニク 1かけ
クルミ 15g
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
白だし 小さじ1/2
湯 1/4カップ
絹ごし豆腐 150g
【作り方】
1.ニンニクは皮をむき、芽を取ってラップに包んでレンジ500Wで15秒加熱します。
2.さっと洗った大葉、ニンニク、クルミ、オリーブオイル、塩、砂糖、白だしをフードプロセッサーかブレンダーで攪拌します。そこに湯、絹ごし豆腐を加えてさらに滑らかになるまで混ぜ合わせ、塩で味を調えます。
3.そばは表示通りにゆで、ざるに上げて冷水で締めます。
4.皿に盛り付けてそばにいりごまをかけ、2を添えて完成です。
ポイント
ニンニクの辛味を抑えたいときは、レンジでさらに10秒長く加熱してください。
「年越しそば」に込められた思い
大みそかの夜に食べる「年越しそば」は、江戸時代から続く日本の伝統的な食文化です。もともとは一年最後の夜にいただく祝い膳の一つとして親しまれてきました。
「年越しそば」には、さまざまな願いが込められています。細く長い麺は長寿を象徴し、他の麺類と比べて切れやすい特徴からは、その年の厄災を断ち切る意味があります。まさに延命と幸せを願う縁起物であり、長く愛されてきた理由の一つがここにあるのでしょう。
「年越しそば」と呼ばれていますが年越す直前に食べる必要はなく、夕食時に楽しむ人も多くみられます。しいて言えば、縁起を担ぐなら年が変わる前までに食べ終えることをおすすめします。
さらに、縁起物としての意味だけでなく、健康面でも優れた食材です。豊富に含まれるルチンは、ポリフェノールの一種で、毛細血管を強化し血圧を下げる働きがあることで知られています。年の締めくくりに、おいしく健康的な「年越しそば」を味わってみてはいかがでしょうか。