できたての冬酒をそのまま瓶詰めした「しぼりたて生酒おりがらみ」は、ほんのりとした甘みとやわらかな味わいが特徴の新酒です。爽やかな風味が楽しめる「みそのたけ しぼりたて生純米」と比べると、とろみのある滑らかな口当たりが際立つひと味違った味わいとなっています。このお酒と合わせるのにおすすめの一品は、牡蠣と芽キャベツの豆乳煮込みです。ぜひ旬の旨味を存分に味わえるこの組み合わせをご賞味ください。
「しぼりたて生酒おりがらみ」とのペアリング
牡蠣の濃厚な旨味とまろやかな豆乳の味わいは、「しぼりたて生酒おりがらみ」との相性が抜群。とろりとした口当たりが牡蠣を包み込むように広がり調和します。また、牡蠣の風味が溶け込んだ豆乳や芽キャベツも、お酒の旨味を一層引き立ててくれることでしょう。芽キャベツのほろ苦さは全体を引き締める良いアクセントとなっています。
「みそのたけ しぼりたて生純米」と合わせる場合は、牡蠣を煮込む前に軽く焼くのがおすすめ。さっぱりとした味わいが牡蠣や芽キャベツの風味と絶妙なハーモニーを奏でます。
レシピ「牡蠣と芽キャベツの豆乳煮」
【材料】(2~3人分)
芽キャベツ 8個
牡蠣 6個
しいたけ 2個
片栗粉(牡蠣洗い用) 大さじ2
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豆乳 1カップ
日本酒 大さじ1
和風顆粒だし 小さじ1
塩 小さじ1/2
酢 こさじ1/2
片栗粉 大さじ1(大さじ1の水で溶く)
黒コショウ 適量
【作り方】
1.牡蠣をボウルに入れて片栗粉をまぶし、優しく汚れを落とすように指でなぞったら、水を加えてさらに洗います。濁った水を捨て、きれいな水を入れて振り洗いし、透明になるまで繰り返します。水が透明になったら、水からあげ、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2.芽キャベツは汚れている外葉があれば取り除き、根元の表面を削って縦半分にカットします。しいたけは石づきを切り落とし、そぎ切りにします。
3.鍋に牡蠣、芽キャベツ、しいたけ、Aを入れて煮込みます。
4.芽キャベツに火が通ったら火を止めて水溶き片栗粉を混ぜながら、少しずつ加えていきます。全て入れたら弱火にかけとろみをつけます。
5.器に盛って黒コショウをかけたら完成です。
「豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の違いとは?
大豆たんぱく質が豊富で低カロリーの豆乳は、ダイエッターの強い味方として知られています。さらに、イソフラボンやサポニン、レシチンといった有効成分を含み、世界中で健康飲料として愛飲されています。
日本において豆乳には「豆乳」、「調製豆乳」、「豆乳飲料」という3つの規格があります。大豆固形分が8%以上含まれるものを「豆乳」、6%以上を「調製豆乳」と呼びます。また、大豆固形分が2%以上で果汁を含むものや、4%以上のその他の飲料は「豆乳飲料」に分類されます。スーパーなどでよく見かける「無調整豆乳」は、「豆乳」の商品名として多く使われているものです。
健康成分を重視したいのか、風味を重視したいのかを考えて、自分にぴったりの一品を見つけてくださいね。
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