「しぼりたて生酒おりがらみ」は、冬の新酒をそのままの状態で瓶詰めした、季節限定の逸品。長野県産コシヒカリのみを使用し、米本来の旨味を存分に引き出した優しい甘味が感じられる日本酒です。爽やかな味わいの「みそのたけ しぼりたて生純米」と比べると、より一層まろやかな口当たり。今回このお酒に提案する料理はカボチャと味噌を使ったリゾットです。ぜひこの季節ならではのペアリングをお楽しみください。
「しぼりたて生酒おりがらみ」とのペアリング
カボチャの自然な甘さと「しぼりたて生酒おりがらみ」のほんのり感じられる上品な甘味が絶妙に調和し、コシヒカリの米の風味が一段と引き立ちます。さらに、麹味噌の深い旨味が加わることで、味わいに奥行きが生まれ、まろやかで滑らかな口当たりがリゾットに溶け込みます。
また、「みそのたけ しぼりたて生純米」との組み合わせもおすすめです。こちらの場合は、フルーティでさわやかな風味があり、また違ったおいしさを味わえます。
レシピ「かぼちゃの和風味噌リゾット」
【材料】(2人分)
カボチャ 1/8個
タマネギ 1/4個
黒オリーブ(種なし) 4個
こめ油 大さじ1(サラダ油なら何でも可)
麹味噌 大さじ1
お湯 大さじ2程度
生米 1合
水 2カップ
日本酒 大さじ1
和風顆粒(かりゅう)だし 小さじ1
【作り方】
1.カボチャは皮付きのまま乱切りにして耐熱容器に入れ、水小さじ1(分量外)を振りかけ、ラップをし500Wで5分加熱します。タマネギはみじん切りにします。黒オリーブは輪切りにします。
2.フライパンに油を引き、タマネギが透き通るまで弱火で炒めます。
3.2に生米を加えて少し透き通るまで炒めたら、水を少しずつ混ぜながら加えていきます。全て入れたら、日本酒と和風顆粒(かりゅう)だしを入れてさっと混ぜ、フタをして約10分弱火で加熱します。
4.味噌を湯で溶かして、3に入れて混ぜ、その上にカボチャを入れてフタをし、再度炊きます。
5.米に少し芯が残るくらいで火を止め、黒オリーブを混ぜます。
6.器に盛って完成です。
冬至に食べられる「かぼちゃ」の意味
「なんきん」という別名があるかぼちゃには、「ん(運)」がつく食材として食べると運が訪れるという言い伝えがあり、冬至に食べると良いとして古くから親しまれています。同様に、ニンジン、レンコン、キンカン、うどん(饂飩/うんどん)なども冬至の定番食材として知られています。また、カボチャは分厚い皮で長期保存が可能なことから、長寿の願いもこめられているそうです。
栄養面では、抗酸化作用の高いビタミンC、E、ベータカロテンを豊富に含み、美容と健康に好影響をもたらします。さらに、エネルギー代謝を助けるビタミンB1、B2もバランス良く含まれます。
欧米ではハロウィーンの魔除けシンボル「ジャック・オ・ランタン」を模した姿でも用いられるカボチャ。ぜひおいしいこの時期に、料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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