「牧水 きもと純米」に添えて レシピ「真鯛とオレンジカリフラワーの梅肉サラダ」

「牧水 きもと純米」に添えて レシピ「真鯛とオレンジカリフラワーの梅肉サラダ」

しっかりとした酸味と味わいの深さが感じられる「牧水 きもと純米」は古くから受け継がれる、「生酛(きもと)造り」の純米酒です。口に含めばまろやかな舌触りで口内に広がり、ふわりと充実した味がふくらみます。温かい料理はもちろん、お刺身やサラダなどさっぱりしたメニューでも合わせやすいお酒です。今回は真鯛やカリフラワー、長いも、マッシュルームなど、全て加熱をせず調理しました。ぜひ冷やにして合わせてみてください。

「牧水 きもと純米」とのペアリング

「牧水 きもと純米」
「牧水 きもと純米」

梅の酸味と塩からさが、わずかに感じるお酒の甘味を引き立てまろやかな味わいを生み出します。加熱せず調理することでダイレクトに伝わる素材の味とシャクシャクとした食感は、辛口の「牧水 きもと純米」との相性が良く、食べ応えもあるので少なくても満足感が得られます。また、お酒の旨味は真鯛の旨味とも調和し奥深い風味が一口ごとに広がります。

レシピ「真鯛とオレンジカリフラワーの梅肉サラダ」

「真鯛とオレンジカリフラワーの梅肉サラダ」
「真鯛とオレンジカリフラワーの梅肉サラダ」

【材料】(2人分)
真鯛の刺身 約100g
オレンジカリフラワー 1/4個
長いも 50から60g(約5センチ分)
マッシュルーム 1個
塩 小さじ1/2

<A>
梅干し 2個
酒 大さじ2
醤油 大さじ2
砂糖 小さじ1

【作り方】
1.オレンジカリフラワーは小さくカットし食品用のポリエチレンの袋に水と一緒に入れて、15分ほど置いておき、ザルに上げ洗い流します。
2.皿に真鯛を並べ、塩を全体に振りラップをして冷蔵庫で10分置きます。長いもは皮をむいたら酢(分量外)を数滴垂らした水に10分置いたのち、1センチの色紙切りにします。
3.マッシュルームは軽く拭いて、スライサーで薄切りにします。
4.梅干しは果肉を包丁でたたきます。酒はラップをせず、レンジで1分加熱します。Aの材料をよく混ぜて、梅だれを作ります。
5.真鯛、長いも、オレンジカリフラワー、マッシュルームを盛り付け、3をかけて完成です。

ポイント

カリフラワーやマッシュルームは生食できますが、必ず新鮮なものを使ってください。もし生食できるか判断が難しい場合はゆでて召し上がってください。

カリフラワーのビタミンCは熱による損失も少なく豊富

オレンジカリフラワー
オレンジカリフラワー

カリフラワーはブロッコリーと同じくキャベツの変種であるアブラナ科。食べているところは花蕾(からい)と言われるつぼみにあたります。
今ではさまざまな色のカリフラワーが店頭に並んでいますが、最もメジャーである白いカリフラワーは葉で包み育てる軟白栽培できるものであり、黄色や紫色のカリフラワーは太陽光を当てることによって育ちます。
オレンジ色の品種にはベータカロテンが、紫色の品種にはアントシアニンが多く含まれます。どのカリフラワーもビタミンCがとても豊富でゆでたときの損失率も比較的低いことが特徴の一つ。さらにカリフラワーは生食もできるため、非常に効率よくビタミンCを摂取することができるのです。しかし日持ちはあまりしないので、ゆでて保存しない場合は早めに食べきってくださいね。

記事でご紹介した「牧水 きもと純米」のオンラインショップはこちら